アライブ


さっきまで青年が立っていた窓際の床には、ガラスの破片と共に銀色に光るひしゃげたペンダントが落ちていた。


『あれは…』


橘玲子はひしゃげたペンダントに気づいた。


『ちょっとどいて下さい』


橘玲子は前に立っている警察官を押しのけ、ガラスの破片を踏みながら窓際へと歩み寄った。


そして橘玲子は床に落ちているひしゃげたペンダントを拾い上げた。


『やっぱりこれは…間違いない…』


ひしゃげたペンダントを拾い上げた橘玲子は、ひしゃげたペンダントを見つめながら呟いた。


橘玲子が見つめるそのひしゃげたペンダントには、まだ温もりが残っていた。


『あ、ありがと…』


女子高生は青年がいた場所を見つめながら、涙を静かに零しながら一人ボソッと呟いた。




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