【実話】~17歳~浮気男を愛してる。
アキヒロだけを恨んだらいいのに…、
彼女は何も知らなかったから仕方なかったのに…、
そう頭では思えるのに。
心はそれを拒否していた。
なんでだろう?
あたしは、アキヒロよりも彼女が憎くて仕方なかった。
それは今現在でも変わらない。
-帰りの車の中。
…沈黙
車は確実にあたしの家に向かっていた。
その間、あたしの頭の中は"別れ"の2文字が浮かんでは消え浮かんでは消え…
と繰り返された
沈黙の張り詰めた空気が…
………苦しい。