蒼い太陽
ゼオの声に冷酷さが戻ってきた。
ゼオは自身の胸の前で手を合わせ、魔力を集中させる。
バチバチと音を立てながら漆黒の光が現れたかと思うと、それをフィリシアに向かって放った。
深紅の稲妻をまとったその光はまっすぐにフィリシアへ向かってきた。
目の前まで迫ったときフィリシアは咄嗟に風で防護壁を張ったが間に合わずそのまま吹き飛ばされ壁に背中を打ち付けてしまう。
あまりの衝撃に一瞬目の前が真っ暗になったが、どうにか意識を保つことが出来た。
ゼオは自身の胸の前で手を合わせ、魔力を集中させる。
バチバチと音を立てながら漆黒の光が現れたかと思うと、それをフィリシアに向かって放った。
深紅の稲妻をまとったその光はまっすぐにフィリシアへ向かってきた。
目の前まで迫ったときフィリシアは咄嗟に風で防護壁を張ったが間に合わずそのまま吹き飛ばされ壁に背中を打ち付けてしまう。
あまりの衝撃に一瞬目の前が真っ暗になったが、どうにか意識を保つことが出来た。