魔女のカウントダウン☆
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行為が終わった後
『なんで、泣くんだ!?』
ベッドの中、幸也が真上から、あたしを見下ろしてそう訊いた。
『泣いてなんかいないよ…』
あたしは、そう答えて顔を横に向ける…。
『こっち、向けよ…』
その時、幸也の手があたしの片頬を包み、正面を向かされた。直ぐに、唇があたしの頬に触れる。
『泣いてるじゃん』
低い声で、囁いて涙を吸い取った。
そんな優しさは、遊んだ女には反則だと思う。
ふと、ゲレンデの魔女の話が頭に浮かんだ。
魔女が、本当にいるなら
是非とも 聞きたい。
あたしは、何か 貴女のご機嫌を損ねる事をしましたか?
もし・・あたしが何かいけない事をしたのなら
もう。。。。
許して下さい。
だって、こんなの
苦しすぎる…。
これは、何かのバツですか?
その時
『頼むから、泣かないで…』
幸也は、そう言って
優しいキスをあたしの唇に落とした。