魔女のカウントダウン☆

『けれど、その女は毎年、毎年、冬になると その男に逢いに、この志賀高原に通って来たのです』

『その女の人は、男に遊ばれてるって、気がつかなかったんですか?』


支配人の言葉に美紀が訊いた。

『いいえ、何も自分の事を教えてくれない男に彼女は悩み、やがて、来る度に他の女と遊び歩く彼を見て、不信感を抱いていました……また、そう思うように仕向けたのは、他でもないこのわたしです。…わたしは、ちゃらんぽらんな彼の事を彼女に諦めて欲しくて、背後から彼女に助言していたのです』


< 125 / 302 >

この作品をシェア

pagetop