魔女のカウントダウン☆
『ふうーん、良かったじゃない、今年もお楽しみで…』
めるが、口角を吊り上げながら言う。
カチンッときた俺は
『めるだって、同じだろ』
と言い返した。
『そうね、あたしもあたしで楽しむし、幸也も幸也で楽しんで』
可愛くない台詞
やっぱり、こんな女 好きになるなんてどうかしてた。
『ああ…そうするよ』
俺はそう言うと、めるに背を向けた。
間もなく、場内の照明が落とされ、カウントダウンが始まる。
隣の女が、でかい声でカウントを切っていたけど、俺の思考はそれ所じゃない!
視線は、さっきからずっと、めるに注がれている。
あんな男と
あんな男と楽しくやろうとしてる、あの女に腹が立つ
『くそっ!!』
俺は、そう吐き捨てると、めるの元へと向かった。
彼女の腕を掴んで、ロビーへと引きずって行く。
『幸也!!』
途中でめるの声が聞こえたが、無性に腹が立っていた俺はそれを無視し、ロビーの柱にめるの背中を叩きつけた。