魔女のカウントダウン☆

全てを賭けた、カウントダウン


その後、どの位時間が経ったのか、いつの間にか寝てしまった俺の横に、もう…めるの姿は無かった。


だが、直ぐに けたたましく部屋の扉が叩かれた。

開くと、顔面蒼白になっためるがいる。そして、美紀ちゃんが居なくなったと叫んだんだ。

だが、その事を告げた雅彦の表情は、もっと、険しくなった。

めるは、雅彦の美紀に対する態度が冷たいと言って、彼の頬を叩いたが、雅彦の気持ちを知っている俺は、慌てて、それを止める。
止めて、美紀ちゃんを探す事が先決だと言った。


雪山だったら… と言うめるの言葉に、雅彦の顔から血の気が引いた。

そして、エレベーターに向かう途中で、あいつは俺にこう言ったんだ。

『美紀に何かあったら、俺も生きてねーよ!』

・・・・てな。



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