魔女のカウントダウン☆

翌日

とにかく、俺達は笑顔ではしゃいでいた。

めるに教えて貰ったおかげで、俺はかなりのコースを滑れるようになっていた。
先生でもある、めるに自分の上達振りを見て欲しくて…

とにかく、滑り捲った。
途中、何回か 転んだが、それは、愛嬌と言うものだ。

『上手くなったね』

めるは、何度もそう言って笑ってくれた。


一年前を思い出す。


そう… 最初、俺は この笑顔にノックアウトされたんだ。


める、今日が 最後でも


東京に帰っても、俺は 決して、この笑顔を忘れない。


『だろ、今度は 上級コースに挑戦だぜ!』

俺は、そう言って笑いながら…心の中で、お前に語りかけていた。




『幸也、ちょっといいか?』

ホテルに戻り、夕食迄 もう少しと言う時

突然、雅彦に声をかけられ俺は、部屋の外へと連れ出された。


『さっき、あいつらにも謝ったんだが…なんか、色々と迷惑かけて悪かったな…』

雅彦が言う。


『なんだよ…らしくねーな…』

俺は、照れ臭そうな雅彦が可笑しくて、笑った。




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