魔女のカウントダウン☆

『だけど、笑っちゃうよ…あたし、ずっと カメにやきもち妬いてたなんて』


『俺もずっと、文人って奴にやきもち妬いてた』


『あっ、あのね…幸也、あたし本当はね、凄く やきもちやきなの…だからね』

あたしは、その後に言う言葉をためらった。
この後の本心を言ったら、幸也は、あたしの事 うざいって思うかな… そんな事を考えたら怖くなったんだ。


『める、こっち向けよ』

幸也は、そう言いながら、あたしを振り向かせる。 そして

『言いたい事があるなら、ちゃんと言え』

顔を覗き込んだ。


『あ…あの、あたし以外の女の人を見ちゃ嫌だ…』

思いきって、だけど小声で言った。


『ん… それから?』


幸也は、あたしの髪先を自分の口元に近づけて、キスをする。


『それから… クリスマスイブは、絶対に幸也と一緒にいたい』


髪に口づけていた唇が、頬をなぞりながら、額に登る。 『チュッ』と軽く音がした。

『それから?』


『それから、お互いの誕生日と、年末とお盆でしょ…あっ、後バレンタインデーとか、週末とか… 一緒にいたい』


< 219 / 302 >

この作品をシェア

pagetop