魔女のカウントダウン☆
『あたし達が手袋をはめたまま、触りっ子してるって事?』
『そう…だから、好きなら素直になれって事よ』
『まさか、あたしから好きだって言うの?』
『だって、好きなんだから言ったっていいじゃない。減るもんじゃないし…』
『いや…だけどさ、恥ずかしいよ。いい年して』
『年? 恋愛に年なんて関係ない! 家の両親見てごらんよ?』
あたしの頭の中に、いまだに恋愛中の中年夫婦画像が浮かんだ。
勿論、慌ててかき消す。
横では、加奈も同じ画像を思い浮かべているようだった。
苦笑いをしていた。
『とにかく、向こうが言わなきゃ、こっちから言うの。解ったあ?』
あたしがそう言うと
『がっ、頑張ってみる…』
加奈がコクリと小さく頷いた。