究極のメソード
「でも、さとみさんをインタビューしていくうちに
私はあることに気がついたんだ」


目の前の男は
そう言って目を伏せる。


一体何に気がついたというんだ?


さとみの何が分かったというんだ?


「それは…


さとみさんは今置かれている
自分の状況というものに

とても満足していると
私は感じたんだ。


つまり


皆の女王として君臨し
大勢の人々を


足もとに傅かせている
という状況に


とても彼女は
満足しているんだ」
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