究極のメソード
男は俺の眼を見据える。


「彼女は今の地位を捨てるつもりは
さらさらない。


それどころか
今の地位を守るためなら


最愛の人すら刺し殺す」



何を言ってるんだろう?
この男は。


さとみは操られているんだ。


そうだ。
死神の催眠術にかかって


自分の意志とは関係なしに
俺を刺した。


そうにきまってる


そうさ…


そうじゃなきゃ
あのやさしいさとみが


こんなことするはずないじゃないか。

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