伽羅子
幾つか教師の顔で伽羅子に話しかけた後、俺は彼女の肩をポンと叩く。

「何か相談事があったら、いつでも生徒指導室に来なさい。夕方6時までは確実にいるから」

「はい…」

小さく頷く伽羅子。

最初はまぁ、こんなものだろう。

少しずつ伽羅子の内面に入り込み、それが教師としてではなく、男性としての気遣いだと錯覚させる。

大人びた雰囲気を纏っていても、所詮はコイツもガキだ。

少し優しくしてやれば簡単にのぼせ上がる。

俺はその隙に付け込み、いいように若い肉体を蹂躙してやればいい。

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