鏡の中のアタシ。



「「ふぅー…」」


「なんか久々に動きましたねぇ」

「ねっ、いいもんだねぇ」

飲み物を買って一息つく。
久々に外出した里菜と美緒にとって、清々しいく、リフレッシュになった。



「ねぇ、少し話していい?」

心が軽くなると、自然と口も饒舌になるのか、お酒も入っていないのに珍しく、里菜は美緒に語り掛けた。

「うん、聞くよ」

里菜の切ない声色に、美緒も真剣に耳を傾けた。

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