鏡の中のアタシ。
仕方がないので、近くのファミレスに入ることにした。
大地達は、男の子ばかりだと思っていたが、中に女の子が2人いた。
大地の彼女とかかな?
一瞬そんな事も思った里菜だったが、里菜と美緒を含めた、8人の団体は悪目立ちしていて“やっぱりうちがよかったぁ…”と思うばかりだった。
しかし、意図が読めない。謝りたいとは言っていたが、なんについてなのかがわからない。
今さら、大地に謝られる事に里菜は、心当たりがまったくなかった。
美緒もまた、初対面のメンツに囲まれて、ただただそわそわするしかなかった。