ゼロクエスト ~第1部 旅立ち
スケルトン・キラーの1体が何処に隠していたのか、小さなカードのようなものを取り出すのが見えた。
それを目の前の壁に貼り付ける。すると、大きな地響きを立てながら壁が二つに割れ、左右にゆっくりと開き始めたのである。
カードのほうは壁に吸い込まれるように消えていった。どうやらそれが、開く鍵になっていたらしい。
スケルトン・キラーたちがその中に、ぞろぞろと入っていく。
今までそれを黙って見ていたアレックスだったが、突然背後から一歩前へ出ると、
「道は開かれた。行くぞ!」
私が制止する間もなく一人で勝手に結界の中から飛び出し、後を追いかけて中へ入っていってしまったのだ。当然スケルトン・キラーたちは私たちに気が付いた。
それを目の前の壁に貼り付ける。すると、大きな地響きを立てながら壁が二つに割れ、左右にゆっくりと開き始めたのである。
カードのほうは壁に吸い込まれるように消えていった。どうやらそれが、開く鍵になっていたらしい。
スケルトン・キラーたちがその中に、ぞろぞろと入っていく。
今までそれを黙って見ていたアレックスだったが、突然背後から一歩前へ出ると、
「道は開かれた。行くぞ!」
私が制止する間もなく一人で勝手に結界の中から飛び出し、後を追いかけて中へ入っていってしまったのだ。当然スケルトン・キラーたちは私たちに気が付いた。