Soul+relieve



「しかしながら、未だに強大な魔力がこの教会宿っており、時折暴れ出すんです。
なので私達が封じないといけない。
だから教会の形の【意味】なんてないのですが、これが私達の現状ですよ。」


「そういう事だったんですね…。」


僕が相槌をうつと、ロナーはニッコリと微笑んだ


「他に質問はありませんか?」


「いえ、特に。」


「では、本題に入っていきましょう。
貴方の名前は?」


「レイガ。
アナドイ・レイガです。」


「ではレイガ君。
君に、招集状はとどいたよね?」


「あ、はい。」


「ではよく聞くんだよ。
集められたわけを話すから。」


フッとロナーの瞳が伏せられて、言葉を紡ぎ出した




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