Soul+relieve



意外にブレインさんは頭が回るようで、少し驚いてしまう


さすが、黒の教会の人だけあるかも



「とりあえず、私がロナーさんに連絡しておきマスネ。
その後は食べ損なった料理を食べて…。」


ブツブツとブレインさんが呪文のように呟く


「異端者の詮索は…?」


「それはロナーさんが後に決めマス。
私たちの任務は、見つけるだけデス。
まぁ、きっと削除【デリトリー】も頼まれるでしょうケドネ。」


面倒くさそうにブレインさんは通信機に手をかけた


「ガキはそこな辺うろちょろしてなサイ。
私の連絡が終わるまで、大切な料理に手をつけちゃいけませんヨ…?」


ギロリと睨むと、ブレインさんは店の影に消えて行った






< 32 / 92 >

この作品をシェア

pagetop