私と彼の関係
 嫌だと思いながらも、とりあえず笑顔で応える。


 飲み物はすぐに運ばれてきたけど、学校の話で盛り上がる会話についていけない。


 話しかけられて会釈で返すだけを繰り返す。


 そのとき、私の鞄から振動音が聞こえる。


 誰かから電話がかかってきたんだ。


 発信者はあいだった。


「外に出るね。電話かかってきたから」


 私は宮野君に声をかけると、外に出ることにした。



「ごめんね。デート中に」


「いいよ。どうかした?」


 正直、あの中にいなくてほっとした。
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