かんけりっ!
倒れゆく柿宮の体を優しく受け止める自称ロリコン先輩。
やはり男子と女子の違いかな。
まるで芸術品のように、ハレルヤ先輩はゆっくりと柿宮をベンチへと寝かせる。
「ハレルヤ先輩、あの人は…。里生副会長は?」
「うん。里生副会長?さっきの色っぽい女性ならあそこだよ」
ハレルヤ先輩は指だけで里生を指す。
見ると校舎にほど近い芝生に誰か倒れてる。
あの普通に強かった副会長をあんなとこまで吹っ飛ばすなんて…。
「あ、そんな事より早く缶を踏まないと」
「がはぁ!?」
悲鳴を伴って、誰かが僕の足元に吹き飛んで来た。
転がるその彼は、紛れもなく変態を冠する男。
「ゆ、『勇…』。あぁ違う。『ストーカー』じゃないか…」
「……な、なんで今…言い換えた…」