雨のあとに
部屋に戻ろうとすると、部屋の前でアレクとばったり会った。
『アメ、今探しに行こうとしてたんだ。来いよ、良いもの見せてやる。』
『良いもの?』
それは何か聞いてもアレクはついて来れば分かると言って教えてくれなかった。あたし達は裏門から抜け出し海岸の洞窟に入った。
『抜け出したりしたらまた王妃に嫌み言われるよ。』
『言いたい奴には言わせておけばいい。それより見てみろ。』
アレクの指の先には七色に光る石があった。
『何これ?綺麗〜、宝石みたい。』
『七色ウミガメの卵だ。』
『これ卵なの!?へぇ〜、でも本当に綺麗。コレを見せてくれる為に宮殿を抜け出したの?』
『ああ。七色ウミガメの卵はめったに見つからない世界三大秘宝に数えられるものなんだぞ。アメも見れて良かっただろ?』
あたしは笑顔で頷いて、しばらく卵に見入っていた。するとアレクはボソッと言った。
『明日に船が来るから今夜には港に向かわないといけない。』
『そうだね、アレク送ってくれるんでしょ?ゴメンね。』
『いや、それよりマサルドリアに帰るの止めないか?』
『え!?なんで?何か問題でも起こったの?もしかして船が故障したとか。』
『そうじゃない。つまりこのままカカロンに残らないかと聞いているんだ。』
『何で?』
『俺と結婚して欲しい。』
『またまた〜、変な冗談やめてよ。』
『冗談なんかじゃない、俺は本気だ。』
ウソ、けどアレクの瞳は真剣だった。
『ごめんなさい、あたし婚約者がいるの。』
『そんなの破棄すればいい。それともそいつが好きなのか?』
『・・・うん。それにアレクにずっと黙っていたけどあたしはマサルドリアの女王なんだ。』
『嘘だろ!?マサルドリアの新王は双黒の女ってお前の事だったのか?』
『だから、ごめんなさい!』
あたしは走って宮殿に戻った。
『アメ、今探しに行こうとしてたんだ。来いよ、良いもの見せてやる。』
『良いもの?』
それは何か聞いてもアレクはついて来れば分かると言って教えてくれなかった。あたし達は裏門から抜け出し海岸の洞窟に入った。
『抜け出したりしたらまた王妃に嫌み言われるよ。』
『言いたい奴には言わせておけばいい。それより見てみろ。』
アレクの指の先には七色に光る石があった。
『何これ?綺麗〜、宝石みたい。』
『七色ウミガメの卵だ。』
『これ卵なの!?へぇ〜、でも本当に綺麗。コレを見せてくれる為に宮殿を抜け出したの?』
『ああ。七色ウミガメの卵はめったに見つからない世界三大秘宝に数えられるものなんだぞ。アメも見れて良かっただろ?』
あたしは笑顔で頷いて、しばらく卵に見入っていた。するとアレクはボソッと言った。
『明日に船が来るから今夜には港に向かわないといけない。』
『そうだね、アレク送ってくれるんでしょ?ゴメンね。』
『いや、それよりマサルドリアに帰るの止めないか?』
『え!?なんで?何か問題でも起こったの?もしかして船が故障したとか。』
『そうじゃない。つまりこのままカカロンに残らないかと聞いているんだ。』
『何で?』
『俺と結婚して欲しい。』
『またまた〜、変な冗談やめてよ。』
『冗談なんかじゃない、俺は本気だ。』
ウソ、けどアレクの瞳は真剣だった。
『ごめんなさい、あたし婚約者がいるの。』
『そんなの破棄すればいい。それともそいつが好きなのか?』
『・・・うん。それにアレクにずっと黙っていたけどあたしはマサルドリアの女王なんだ。』
『嘘だろ!?マサルドリアの新王は双黒の女ってお前の事だったのか?』
『だから、ごめんなさい!』
あたしは走って宮殿に戻った。