もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
頭では理解しているのに心が否定する。
心は叫ぶんだ――――愛しい、と。
あたしは、気づいてしまった。
出来れば気付きたくなかったこの気持ちに。
一生抱くことがなかったはずの感情に。
「雪那、何を考えてる?」
「っあたしは、」
「何も考えるな、本能に従え」
コツンと額をあわされる。
本能に、従う。
従ってあたしは後悔しない?
じっと慧斗の目を見つめる。
「雪那、好きだ」
好き、あたしも、好きだよ。
ねぇ、きっとあたしは後悔をしてしまうだろうけれど、今この瞬間は貴方を求めてもいいかな?
「雪那、お前は?」
貴方と居られる時間は残り少ないけど、その時間だけでもあたしは、
「…………好き、」