もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
告げた瞬間、慧斗にキスをされた。
深い深いキスを。
「ん……」
「漸く、手にはいった……」
頬を撫でられ、優しい笑みを向けられる。それは今までみた中で一番の笑顔だった。
「慧……斗……」
「今から、雪那は俺のもの」
チュッと軽いリップ音と共にまたキスされる。
「じゃあ、慧斗は……あたしのもの?」
「そうだ」
慧斗は頷くと、首筋に顔を埋める。
新しい甘い痛みが刻まれた。
「もう、これはあいつのじゃない。俺の痕だ」
「っ」
また、涙が出そうになった。
慧斗の痕だと言われると嬉しくなる。
もう、嫌悪感はなかった。