金髪の君*完結



「いやぁ~、葵ちゃんメッチャ綺麗だねー!!
ってか、俺と付き合わない?」


爽やかじゃなくて、ただのチャラ男だった--…


「陸、うるせぇ…」


眉間にシワを寄せる若田に


「はいはい、健吾に張り合おうなんて思ってないし。」


「なら黙ってろ。」


若田はテーブルに用意されたビールに手を伸ばし、口に含んだ。



「--まじぃ…」


口を抑え顔を歪ませた若田はグラスをテーブルに置き、私に視線を向けた。


「まずくて飲めねぇ。
アルコールねぇのかよ?」


「未成年でしょ?」


私の言葉に眉間にシワを寄せた若田。

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