金髪の君*完結



呆然と心が出て行ったドアを見つめる私に、クラスメートやお客様からの視線が刺さる。
周りからの痛い視線より、心の言葉が頭を巡る。


教室内は心に群がっていた女子の啜り泣く声が響いている。


「はいはーい、みなさーん!!
お客様お待ちですよー!!」


パンッパンッと手を胸の前で叩き、落ち込んでいる女子達に声をかけた美穂。

泣いていた女子達は美穂に促され、俯いたまま席に戻り接客をしだした。

お客様は帰ってきたキャバ嬢達に頭を撫でたり、俯いている彼女の顔を覗き込んだりして慰めている。


私も席に戻らないと…

頭では分かっているのに、体が動かない。


さっきの言葉は私に--…?


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