金髪の君*完結
「終わったのか?」
恥ずかしさで話し出さない私に変わって心が話を切り出した。
「う、うん…」
「じゃぁ今から中庭に来い。」
「えっ…?今から?」
「今すぐ来い。」
「あ、あのね…まだ着替えてないの…」
「そのまま来い。」
「えっ、このま--ちょっ?しんちゃん!?」
携帯からはプー、プー、プー、と通話が切れた音。
一方的に切られた私には虚しさが残った。
--このまま…?
携帯を耳に付けたまま自分の格好を見る。
大きく開けた胸と背中。
股まで開いたスリット。
--無理!!!
初めてかけた心の電話は呆気なく幕を閉じた。