金髪の君*完結



温まってきた体に安心し


「外で寝たら風邪引くよ?」


話を切り出した。


「あぁ」


「私は何で呼ばれたの?」


「それ」


顎で指したのは肩にかかっているブランケット。


「--ブランケット…?」


「お前のだろ」


「---えっ?」


驚き目を大きく開き心を見る私に、口角を上げた心。


「もう忘れんな」


心は私の頬を撫でた-…


「泣き虫にもなったな。」


心の言葉に涙を流していることに気付いた私は慌てて、涙を拭った。



< 637 / 858 >

この作品をシェア

pagetop