ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 ウエイトレス達は、悲鳴を上げて脅えたが、客人達は、逃げ惑うどころかポカンと不思議そうに俺を見ている。


 そして次の瞬間、全員が一斉に兄貴を見た。


 それは、突然店に現れたイカレ野郎を、きっとすぐ兄貴が何とかするだろうという、期待を込めた視線だった。


 いいや、そうはさせない。


 今日の俺はいつにも増して機嫌が悪いんだ。


 とことん暴れてやる。


 しつこいけど、今日と言う今日は、チキンを怒らせたらどんなに面倒か兄貴に思い知らせてやるんだ。


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