ロシアンルーレット【コミカルアクション】
赤メガネが出て行くと、彼女が俺に近付いて来て微笑んだ。
俺はその笑顔にほんの一瞬見とれたが、すぐに自分が客という立場であることを思い出した。
いくら赤メガネが意識的に彼女と二人きりにしてくれたって、俺の方が勝手に思いを寄せているだけで、彼女はこの店の店員であり、彼女にとって所詮俺は客に過ぎなかった。
俺は自分の財布を取り出し札入れを開けて中を見てみた。
野口英世が3人か…
思えば最近、悪行を休止している『おりこうさん』な俺。
彼女に申し訳なさ気に3千円を手渡した。
彼女はそんな俺の心中を察してか、咲き誇る花のように一層顔をほころばせ、すぐに作業に取り掛かった。
俺はその笑顔にほんの一瞬見とれたが、すぐに自分が客という立場であることを思い出した。
いくら赤メガネが意識的に彼女と二人きりにしてくれたって、俺の方が勝手に思いを寄せているだけで、彼女はこの店の店員であり、彼女にとって所詮俺は客に過ぎなかった。
俺は自分の財布を取り出し札入れを開けて中を見てみた。
野口英世が3人か…
思えば最近、悪行を休止している『おりこうさん』な俺。
彼女に申し訳なさ気に3千円を手渡した。
彼女はそんな俺の心中を察してか、咲き誇る花のように一層顔をほころばせ、すぐに作業に取り掛かった。