治癒術師さんに取り憑いた魔導師さん


話しの流れからして、捕まえた私たちが二万を手にすることが出来るみたいだ。


「本当です、すぐにでも行ってみて下さい!逃げない内に、ささっと」


「ああ、行くから。ただ、身柄を確保するまではこの報奨金は渡せない。

はい、こっちの紙に名前とか住所を書いてくれ。報奨金はそちらに送ることも出来るし、後日取りにくるとしても記録があった方が早く受け取れる」


また紙を出された。
ついでに羽つきの万年筆。


家に送るか、受け取るか。名前を書きながらどうしようと考えていれば。



「おい、そこのブサ男。彼女の名前と住所を知って何をする気だ、この変態」


「警察官にまで食いつかないで下さい」


今にでも殴りかかりそうな彼の足を踏む。


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