治癒術師さんに取り憑いた魔導師さん


思いっきり、全体重をかけた攻撃は痛かったか、彼はしゃがみこんで大人しくなった。


「なんだね」


「気にしないで下さい」



「っ、ブサ男が……!馴れ馴れしく彼女と話すな。彼女があまりにも綺麗だからといって変な想像を膨らますなよ。彼女は俺とハネムーン中で、いずれは子供をと」


「変な想像してんのは、あなたでしょうがっ!」


同じ足を踏んでおく。
まったくとしゃがむ人を見ながら、記入をしていれば。


「閉じ込めたと言ったが、どんな風にだ?それによって、我々の装備も変わってくるのだが」


質問をする警察官。
確かにそう聞くのは当たり前だろう。


捕まえに行くにも、どういった状態でいるのかを知らなければ、行く人数なども決まらない。


「檻と言いますか。地の柱で閉じ込めています。ただ、もろい柱らしいんですが。盗賊たちにはそこから出たらいけないときつく言ってあるので、まず出ることはないかと」



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