治癒術師さんに取り憑いた魔導師さん


これがチャンス。

正体不明の一座でも、ただ一人だけのことは知れ渡っている。


ラグナロクの代名詞とも言うべきか、アフロディーテの魔女も魔女で、ある種の伝説だった。


アフロディーテとは魔女の最高峰。


この世でもっとも実力があり、全てを見通せるといった、いわば神様のような者にこの称号が与えられる。


そのアフロディーテが持つ魔導書は、世界そのものを作り替えると言われるほどの量のありとあらゆる魔術(幻想浸食法)が書かれている。


伝説だの、おとぎ話だの真実味ない話しだろうとも。仮に実在する魔導書ならば、彼と離れられる術も書いているはずだ。


「もしも、ラグナロク一座がいたら捕まえるついでにアフロディーテの居場所も聞きます。

というよりも、もしかしたら今回の事件の犯人がアフロディーテという可能性もある。

どうです?いい話しではないですか」


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