治癒術師さんに取り憑いた魔導師さん
「余は、産まれながらの災厄だ」
死闘が始まった。
飛びかかってきた首ねじの魔物たち。
大きさもさることながら、数も多い。
ある奴は地を走って、ある奴は飛んできたり、相応の攻め方でくる魔物たちを。
「そうだ、お前たちにとって屈辱的な死に方を思いついた」
斬った。
首を斬った。
向かってきたから斬った。
彼がしたのはそれだけ。
デカい魔物が群れてやってこようとも恐れず。
「“首ねじの小人”(モンタニャール)。首をねじきり、屈辱を嫌う低脳な奴らにそれ相応の死に方を。
醜い首を斬られて、朽ち果てろ。化け物が……!」
彼は、全てをなぎ払った。
人間の動きではない。スピードがあって、ないというこの現象。
一瞬だった。
動き(スピード)などそこに存在するはずもなく、これが。