闇の花~2人の殺し屋~
山岸は私が何を言いたいのかわかっていない。
「あなたは思っていないと思うけど
月乃とヒースは2つで1人。
どちらかが欠けても駄目。
この2つがない限り私は私じゃない」
昼の月乃も、夜のヒースも全てが私。
闇の世界に入っても戸籍上、“月乃”は存在する。
だけど…もし私が光の世界に入れば“ヒース”は消滅してしまう。
そんなの…絶対に出来ない。
「…月乃。お前の言い分もよくわかった。
俺だってわかってるよ。
俺は嫌でもお前の両方の姿を見てきた。昼も…夜も……。
でも…その言葉は絶対に認めない!その2つが大切なら両方持てばいい!!
光の世界なら不可能なんてことはないっ!」
「あなたは思っていないと思うけど
月乃とヒースは2つで1人。
どちらかが欠けても駄目。
この2つがない限り私は私じゃない」
昼の月乃も、夜のヒースも全てが私。
闇の世界に入っても戸籍上、“月乃”は存在する。
だけど…もし私が光の世界に入れば“ヒース”は消滅してしまう。
そんなの…絶対に出来ない。
「…月乃。お前の言い分もよくわかった。
俺だってわかってるよ。
俺は嫌でもお前の両方の姿を見てきた。昼も…夜も……。
でも…その言葉は絶対に認めない!その2つが大切なら両方持てばいい!!
光の世界なら不可能なんてことはないっ!」