【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
寮までまた歩くなんて、効率悪かったな…(汗)
先に寮から潰していくべきだった。
考え込んでいるうちに着いた、アラタの部屋。
《ピーンポーンッ》
一応チャイムを鳴らしてみた。
突撃訪問でも良かったけど。
「んぁ〜?誰だ〜?」
向こうからアラタの声が聞こえる。
ガチャ
「おぁ?おぉ!昴か〜」
戸を開けて私の顔を見るなり、にこにこ笑うアラタ。
えっ?!何でこんなに、にこやかなの?!
何か底知れぬ企みなんかがあったりするの!?
「まぁ、中入れよ」
「え!?あ、あぁ…お、お邪魔します…」
ビクビクしながらリビングに行くと…あの皆が居た。
「あっ!昴っち〜やほ〜☆」
そして、星が抱き着いてきた。
可愛いなぁ…しかも、茅玻琉を思い出すな(笑)
奴はスキンシップ激しいし(汗)
「こんばんは。どうしたんです?」
苓はちゃんと私に挨拶してくれたので、ちょっと皆さんに用が。とだけ答えた。
「よう…」
あの辰志が、横目で私を見ながら挨拶してきた。
………珍しい…&なんか不気味。
「どーも。まぁ…何の用でここに来たのかというと…羅々が料理を作り、失敗したので僕が代わりにしてやると言ったら、羅々は10人分作ってたらしく、皆にあげたいと泣きながら言ってきたので、皆の分を作って持って来ました。…以上です」
息も吸わずに一気に言った為、息切れが…(汗)
それに、私の饒舌ぶりに皆はポカーンとしている。