Star Dust ~星のカケラ~
「何、考えてる?」
「いや。それより、ミカン以前の天使について調べはついたのか?」
「時間がなかったが多少。どの子も黒目黒髪、年はユズちゃんと同じくらい」
「黒目黒髪?」
彼女の目はリリア国の王族を示すアッシュグリーンだ
「本当に彼女が天使?」
「この旅で全てが明らかになるだろう。本物なら守護獣を目覚めさせることができるはずだ」
「そう……だな」
人の気配を感じ、話しは終わった。コートを着たユズが暗闇から姿を現したのはすぐ後
「着替えた?」
「はい」
頷いた体は小さく震えている
「火の傍に来て。今飲み物作るから」
バチバチと音をたてて枝は燃え続けている