偽りの代償
そう・・私はもう関わるまい、信じまいと思っていた海君からの会いたいという、彼からのしつこい電話をうけることして、指定場所へ行った・・

本当はこのまま会わず、海外へ誰にも知られず転校しようと思っていた・・海外で療養しながら向こうで徐々に勉強しようと思ったのだ・・・。


彼からの呼び出しの電話があったことを幼馴染の卓也には相談した。行くと決めたことは言わずに・・・きっと反対するし、普通に考えれば、断り、いくべきでない・・・だが・・これが最後かもしれない・・許すつもりはないが、話だけでも聞き、最後の思い出にしようと思った・・・だが・・彼の待ち合わせ場所の近くに行くと、女の子が立ちはだかった・・そのこは海君がかけで私と付き合ったことを面白おかしく話して、二人がいちゃついてる写メまで見せた子だった。

時々、海クンと話すときや彼のいないとき、他の子と一緒になって釣り合わないとかの影口、イジワルをしてきたこともあった。
< 83 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop