生涯愛した人へ




「あのっ……孝…ちゃん?
離してくれない?」




そう言ったものの
孝ちゃんは一向に離してくれそうにない。



とその時……


グィッ












Chu…☆






えっ……?
私……………


kissされた……?




そう思ったのもつかの間で今度は甘く深いkissをされた。




「んっ!
孝……ちゃん…!

ここ……屋上…だよ?

隣の…校舎から…見られる……よ。」



「大丈夫★
今授業中だし誰もいねぇって。」



いい加減息が持たなくなった私は孝ちゃんの胸をおもいっきり叩いた。



すると孝ちゃんはゆっくりと私を見つめながら唇を離してくれた。




「ぷはっ!

はぁ……はぁ……」



「ゴメン。
しんどかった?」



「当たり前じゃん。

私firstkissだもん…。」



「まじ?
実は俺も…〃〃」



「何か嬉しいなっ〃〃

初めてが大好きな人って…〃〃

私孝ちゃんに私の初めてを全部あげたい☆」



「そんな恥ずかしいことよく普通に言えんな〃〃

俺が恥ずかしいっつーの!」



「だってホントの事だもん!」




孝ちゃん……
私今でも覚えてるよ?


あの時恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めていた君の横顔を……。



あの時私たちに悪夢が襲うなんて思いもしなかったね……。










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