~幕末恋華~

動かず、じっとあたしの身体を見つめる以蔵君。

その瞳は決して疚(やま)しいものでは無く、本当に申し訳なさそうな…そんな瞳。


「……。」


やっぱり、この人は悪い人じゃ無いんじゃ…


―バシッ!


「…っ…!?」


けど、あたしは女。

いくら心配してくれていると言っても、流石に身体を見られるというのは凄く恥ずかしいし嫌だ。

ていうか、まずこんな行為は無いと思う。


「てめ…っ!」


以蔵君は頬を抑えながら立ち上がった。

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