~幕末恋華~


「…以蔵君。」


乱れた服装を直しながらあたしも立ち上がる。


「君付けで呼ぶな!気持ち悪いっ。」


…何ソレ。


「…以蔵さん。」

「さん付けは慣れてない。」


……(怒)!!


「以蔵!!アンタ、本当はすっごく龍馬に会いたくて仕方ないんでしょ!?」

「――!?」


昔、以蔵と幼なじみだったと言っていた龍馬。

互いに身分制度で苦しんでいた龍馬と以蔵達。

以蔵に迷惑を掛けたくなかった龍馬と、龍馬の助けになりたかった以蔵……。

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