~幕末恋華~
「人斬り以蔵だあーっ!!」
その時、通りすがりの見知らぬ一人の男が龍馬の言葉を遮った。
「ちっ!」
「あっ!」
そしてそれと同時に、以蔵は又早足で姿を消してしまった…。
「莉美さんっ。わし等もはよう此処から逃げるぜよっ。」
―グイッ!
「うわっ!?」
こっちに走って来た龍馬に無理矢理手を掴まれ、あたし達も猛ダッシュでこの場を後にした―。
*
「はぁッ…はぁッ…しっ、しんどっ…!!」
―バタッ!