~幕末恋華~

あたしは恐る恐る、その人に近寄る。


「もう少し…もう少し……っ。」


そして、距離、約一メートル。

そ~っと顔を覗き込んでみる…と……





「……ッ!?!?」





なんと、以蔵だった!

両腕を枕代わりに、目を瞑ったままスヤスヤと寝息をたてている。

……ね、寝てる……。


「……。」


ジーっと、寝顔を見てみる。

へぇ~。なぁんだ、意外と可愛い顔で寝るんだ(笑)。

普段は目付きとか本当に怖いのに、寝顔は凄い子供っぽいなぁ。

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