【男視点】

爺の所有する山にデカい桜の木があるらしい。
あの糞爺…来年、花見をそのでしたいと言い張り…俺に下見をして来いと言いやがった(怒)


だから、来て見れば…本当にデカい美しい桜の木だった。
桜の根本には墓石らしい物が2つあった。
その側には祠が。
見ていると祠の戸が開いた。
そこに立っていたのは、純白の髪に美しい着物を身に纏った…この世の者とは思えぬ妖艶は女性。

呼吸をするのを忘れる程、美しく…一目惚れしてしまった。

< 14 / 24 >

この作品をシェア

pagetop