時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
瑠『信じてみるから、壬生浪士組に仕えよう。男としてだ。
私は皆の前では"私"ではなく"俺"になる。
髪を切ったのは、そのけじめだ。』
土「………何故、俺を信じてみようと思ったんだよ?」
だって
土方は
瑠『私をお前の小姓にしたのも、お前の部屋で寝させるのも………山崎のためだろう?』
人一倍、優しいからね
土「!!!」
瑠『山崎が言った通り、夜は見張らなくて良いし
土方の小姓をするなら、昼もほとんどお前と一緒にいるコトになる。
山崎の負担が減るだろう。』
土「………俺は誰よりもお前を疑ってるぞ。」
土方は複雑そうな表情をして言った
私は微笑んで
瑠『だって、みんなの為だろう?
みんなが私を信じて、油断しないように。』
ホント
優しい鬼だよなぁ
だから
信じてみようと、そう、思ったんだ