小悪魔術師キス・ディオナ
…高台より、後にした、かぐやのいる町を眺めながらディオナはつぶやいた。
「久しぶりに何か、すがしがしい気持ちになれたな。
あの子、この愛と魔法の世界、『ゾディーワールド』には欠かせない、清らかで慈愛に満ちた少女であった。
もっともっと、ああいう者が現れてくれれば、私の仕事も減って楽なんだが。」
ディオナが、再び住みか『ホレホレ山』に戻ろうとした時、
-助けて!-
ディオナの頭の中に、かぐやの叫び声が聞こえた気がした。
「なぜ?」
再びディオナは町の方に振り返る。
一見、特に平穏な町の風景。しかし…
-誰か助けてっ!-
「何かが、町に起こっている!」
ディオナは、町のある方向に駆けだした。
「こいつだな?俺様の竹林で、黄金の竹の子を盗んだ奴は…」
「へへへ、そうでございます、悪鬼那様!
…あっ、でもあの色っぽいネエちゃんはいないっす。」
「まあ、とりあえず手始めにこいつからだ!
竹林で無くなってた竹の子は、嗅いだ感じだと、三本!
…こりゃあ、合計三体の人柱が必要だな。この娘だろ?その女だろ?後は余っちまった。誰が良いかな…」
「久しぶりに何か、すがしがしい気持ちになれたな。
あの子、この愛と魔法の世界、『ゾディーワールド』には欠かせない、清らかで慈愛に満ちた少女であった。
もっともっと、ああいう者が現れてくれれば、私の仕事も減って楽なんだが。」
ディオナが、再び住みか『ホレホレ山』に戻ろうとした時、
-助けて!-
ディオナの頭の中に、かぐやの叫び声が聞こえた気がした。
「なぜ?」
再びディオナは町の方に振り返る。
一見、特に平穏な町の風景。しかし…
-誰か助けてっ!-
「何かが、町に起こっている!」
ディオナは、町のある方向に駆けだした。
「こいつだな?俺様の竹林で、黄金の竹の子を盗んだ奴は…」
「へへへ、そうでございます、悪鬼那様!
…あっ、でもあの色っぽいネエちゃんはいないっす。」
「まあ、とりあえず手始めにこいつからだ!
竹林で無くなってた竹の子は、嗅いだ感じだと、三本!
…こりゃあ、合計三体の人柱が必要だな。この娘だろ?その女だろ?後は余っちまった。誰が良いかな…」