GOD GAME



「おはようございます。

着替えを用意させてもらいました。

よかったらお使いください。」

昨日のスーツの男性が紙袋を持って部屋に入ってきた。

まぁ制服じゃぁどうしても目立っちゃうからありがたいよ。

「夏なのでラフな格好にさせていただきました。

私が選んだので趣味に合わないかもしれませんが…

その時はお知らせください。」

スーツの男性は、僕らに一つずつ紙袋を渡していった。

中には、脛辺りまでの長さのベージュのズボンと、緑のTシャツが入っていた。

どうやら他のみんなも大体同じらしい。

違うのは、服の色ぐらいだ。

水城は迷彩のズボンに黒のTシャツ、奏ちゃんは、白いズボンにオレンジのTシャツ、理沙ちゃんは、青いデニムのズボンに、水城と同じ黒いTシャツ。

なんで理沙ちゃんだけズボンが違うのかは置いといて、これならかなり動きやすい。

「理沙ちゃん★

着替えてこようよ★」

理沙ちゃんと奏ちゃんは、服を片手に部屋を出ていった。

僕と水城もすぐに着替え、チャック付きのポケットに携帯を入れた。

ここに入れておけば、走っても落ちないだろう。
< 362 / 523 >

この作品をシェア

pagetop