GOD GAME
「東京へは、車で行くけぇ。
電車や新幹線、飛行機は殺戮ロボットが居合わせる事を考えると危険すぎる。
車じゃったら自由がきくし、見つかっても逃げれるけぇな。」
やっぱ車か…
でも、どれくらい時間かかるんだろ。
あと二日で大丈夫なのかな?
それに、誰が運転するんだろ…
今気付いたけど、僕らは高校生ばかりなんだ…
しかし、岩本隊長は、僕の心を読んだかのように話を続けた。
「なにも、東京まで行かなくてもいいんじゃ。
わしらの役目は三日間を生き残ることなんじゃから。
ドライバーはすでに手配しとる。
もう下で待っとるはずじゃ。」
岩本隊長は、あの長い鉄パイプを手に持ち、出かける準備を整えている。
岩本隊長が運転するわけじゃないんだ…
僕は少し安心し、荷物を持った。
荷物といっても、ほとんど何も入っていない。
さっきまで着ていた制服と財布ぐらいしか入っていないんだから。
でも、もしかしたら入れ物が必要になるかもしれない。
一応持っていこう…