GOD GAME
その後、僕達は外に出た。
今日もあちこちから差し入れが入っている。
僕らはそれを待っている車のトランクに詰め込み、シルバーの大型車に乗り込んだ。
車は8人乗りで、すでに運転手は乗り込んでいた。
後ろからだから顔は見えないけど、男性のようだ。
岩本隊長が、助手席に座り、2列目に水城と僕と理沙ちゃん、3列目に侑弥さんと練ちゃんと奏ちゃんが乗り込んだ。
武器は、ナイフや鉄パイプしかないけど、なるべく使いたくはない。
「高速道を使って東京まで行ってくれ!」
岩本隊長が運転手にそう言うと、車は動きだした。
しかし…
すぐに事件は起きた。
車の前に一人の男が立ちふさがったのだ。
「構わん!!!
そのまままっすぐ行くんじゃ!
捕まったら全員殺られるで!」
岩本隊長の怒鳴り声が響き、車のスピードが急激に上がった。
そう、前にいたのは、冷たい眼で僕らを捕らえている殺戮ロボットだった…
ぶつかる!!
そう思うと同時に鈍い音が車内に伝わる。
殺戮ロボットが車の進行方向に吹き飛び、ゆっくりと起き上がり始める。
全く効いていないんだ…