GOD GAME



「今は一刻も早くこの場から離れ、車を持ってくることが優先じゃ!!

侑弥も錬も大丈夫じゃから!!」

岩本隊長は、顔を真っ赤にしていた。


わかんないよ…


目の前で仲間が危険なめにあってるのに、なんで逃げるんだよ…


昨日だって…

天空寺さんは侑弥は大丈夫だって…

仲間なのに…

仲間なのに見捨てろっていうのか?


「俊…


あいつらの覚悟を無駄にするな…


このままだと、全滅じゃ……」

岩本隊長はそう言って、走りだした。


その後に、理沙ちゃんを背負った水城と奏ちゃんが続く。

「俊君…

君は、誠の字を背負って生きていかないといけない…

いくら今それを着ていないとはいえ、君は敏からそれを受け取ったんだ。

君は生き残らないといけない。」


伸幸さんは僕の肩に手を置いた。


侑弥さん…


絶対に帰ってきて……


僕は、坂を下り始めた。


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