GOD GAME
僕は電話帳から侑弥さんの電話番号を選択し、通話ボタンを押した。
しかし、呼び出し音が鳴らない。
僕はもう一度電話をかけた。
今度も、同じだ。
侑弥さんはすでに…
そう思うと急に胸が苦しくなった。
僕は続いて錬ちゃんに連絡した。
希望はほとんど無かったが、今度は呼び出し音が鳴った。
プルルルルルルルル…
聞こえて当たり前の音なのに、嬉しさが込み上げてくる。
ガチャ…
出た!!
「誰だ。」
え………
違う……
錬ちゃんじゃない…
この声は…
僕は慌てて通話を切った。
あの声は永瀬さん。つまり、殺戮ロボットだ。
もう、殺られたと考えるのか?
それとも、なんとか逃げたと考えるのか?
「どうやら、二人は殺られたみたいだな…
くそっ…」
伸幸さんがハンドルを握り直しながら言った。
仲間がどんどん減っていく。
ブウォォン!
車にエンジンがかかり、車は病院を目指した。